円空一刀彫
馬頭観音像(112センチ)は大きな頭上に馬の化仏をつけ「カッ」と見開いた大きなつり上がった眼は、慈悲相ではなく憤怒の形相だが、横に開いた大きな三角鼻と両端のやや上がった大きな口には円空仏特有の微笑をたたえユーモラスがある。現世と未来の暗示であろうか。脇侍の熱田大明神(左)と天照皇太神(右)(ともに102センチ)はどちらも人間臭い面相に造られてニンマリと微笑を漂わせている。